67歳の父に膵臓癌(すい臓ガン)が見つかり、抗がん剤の治療が12月からスタートしました。
1クール目は1週間目で投薬休止、その後1週間あけて2回目の抗がん剤を投与しています。
膵臓癌の抗がん剤で吐き気
初回の治療で、現在一番効果のある
- アブラキサン
- ゲムシタビン
の併用で抗がん剤を打ってもらいましたが、1週間ほぼ食べられずに体力が落ち、1週間中断していました。
その後、今回は「ゲムシタビンのみの単独療法」で抗がん剤を投与してもらいました。
その結果・・・
父は当日から吐き気があり、吐いてしまいました。
世間はクリスマスでしたが、父には辛い日になってしまいました。
アブラキサンの供給停止が影響?
アブラキサンは海外の生産拠点での検査が入り、供給量が激減しているようです。
2021年夏頃にニュースになっていましたが、現在は2月下旬まではなんとか確保されているそう。
#アブラキサン
nab-パクリタキセル(アブラキサン)、来年2月下旬まで供給継続可能に
■もともとは11月から供給停止というお話でしたから、なんとかこのまま休止なく継続できるように願うばかりです。https://t.co/Jq77ci5qV3— がん医療に関する最新情報を収集(株)エス・エス・アイ (@zLBxKTnXwlcO86M) December 21, 2021
医療機関によっては、新規の患者は打ってもらえない場合も多いよう。
父の場合、がんに力を入れている医療機関で通院できていたのに、
初回の抗がん剤治療で中断となり、アブラキサンの利用を停止されてしまいました。
今後少しでも早く体力を戻してもらって、アブラキサンがあるうちに再開してもらうために、家族としては焦りがあります。
膵臓癌の抗がん剤でご飯が食べられない
吐いてしまった後も2日ほど食べ物が喉を通らず、近くの診療所で栄養の点滴を受けることになりました。
初回の抗がん剤治療では案内されませんでしたが、食べられない場合は近くの診療所でも点滴が受けられるように病院が手配してくれたので助かりました。
抗がん剤投与後2日目、4日目と点滴に通いました。
抗がん剤投与後3日目、少しずつ食べられるようになる
抗がん剤投与後3日ほどで少し影響が抜けてきたらしく、本当に少しですが食べ物が喉に通るようになりました。
抗がん剤投与後すぐは身体への負担も大きく、3週連続で打てる人はほんのわずかとも聞きました。
焦らずに体調をみながら食べてもらおうと思います。
野菜スープに挑戦中
免疫力が上がると抗がん剤の副作用が軽くなるとのことで、野菜スープをはじめました。
現在試しているのは、ビタミンたっぷりスープ。
- にんじん
- 大根
- 椎茸
- キャベツ
作成前に野菜を30分以上天日干しをするとビタミンが10倍になるそうで、こちらを長時間煮て飲んでもらっています。
しかし、こちらも抗がん剤を打った直後は匂いもきつく飲むことができなかったため、何種類か挑戦しています。
現在、下記の抗がん剤の世界的権威が飲んでいるスープの本の中で父に合いそうなレシピを探しています。
スープは飲み込むだけなので、他の食べ物よりは飲み込みやすいらしいので、今後も続けて効果があるかご報告していきたいと思います。
できることはやっていきたい。
その思いで過ごしています。