がん闘病日誌

膵臓癌発覚のきっかけ経緯〜急な体重減少・腰の痛み:60代がん患者家族の闘病日記ブログ1

Pancreatic cancer discovered

2021年12月3日。

義父が膵臓癌(すいぞうガン)の宣告を受けました。

がん日記として、闘病の様子をこれからがんに立ち向かわれる皆様にも参考になるようにアップしていきます。

 

膵臓癌発覚のきっかけ

Pancreatic cancer

膵臓癌発覚のきっかけとなった事象は、腰の痛みと体重の減少でした。

それ以外は直前まで至って健康で、67歳になっていましたが力仕事もしていました。

 

膵臓癌症状が出始める2ヶ月前の8月に、市の簡易人間ドックに通っています。

しかし、そこでの検査では特に異常はなく、糖尿病予備軍になりそうだから気をつけてください程度。

至って健康とのことなので、家族の誰にとっても寝耳に水ながん宣告となりました。

 

腰の痛みが出てくる

10月初旬。

腰のあたりが痛くて寝られなくなってきました。

布団が悪いのかとエアウィーヴを購入して寝てもらいますが、効果は薄いよう。

同じ体勢だと痛くなってしまうため、うまく寝付けない状態が続きました。

腰を丸めて痛みに耐えて座っている姿は見ている方も辛い。

 

体重が大幅に減少

10月中旬。

腰痛が始まった次の週には食欲は減り、何かを食べると冷や汗が出て食べられない状態になっていきました。

この1ヶ月で体重が65kg→55kgに急に減少。

みかんなどを一粒食べるのがやっとの状態。

食べていないのでもちろん体重は右肩下がりで減っていきました。

 

腰痛・体重減少をきっかけに整骨院・内科を受診

hospital

腰痛・体重の減少を受けてかかりつけの内科と整骨院を受診しました。

しかし、うまく原因が掴めずに検査・たらい回しで1ヶ月程度の時間を浪費してしまいました。

小さいクリニックでは発見できない病気も多くあります。

少しでも先生に違和感を感じたらセカンドオピニオンを聞きに行くべきです。

 

整骨院・内科でのたらい回し

腰痛が初めに出たため、かかりつけの接骨院を受診しましたが、問題なしとの診断を受けます。

骨に異常がないということだったため、同じ建屋にある内科を受診。

内科でも胃・腸を診てもらいましたが問題なしとの診断が下りました。

 

内科の先生は体に異常がないので骨に異常があるに決まっているとおっしゃったため、再び整骨院の先生に相談しました。

再度整骨院の先生に精密検査をしてもらうと、「骨には至って健康。問題は内臓にあると思われるので、内科に行くように」と再び診断を受けます。

 

そう言われたため、再び内科を受診。

詳しい検査を要望しても、こちらに異常はないので問題は骨にあるの一点張りで受け入れてもらえず、大病院への紹介状も書いてもらえませんでした。

 

そのことを整骨院の先生に相談すると、紹介状はなしでも良いから一刻も早く大病院を受診した方が良いと言われたため、大病院への受診を決意。

 

地元で大人気の内科の先生だったため、信用していましたがこの一件で縁が切れました。

このやりとりで無駄な1ヶ月を使ってしまったと少し後悔が残ります。

 

大病院を受診

Cancer screening

近くで精密な検査ができる大病院を受診しました。

結果が出るまでの検査経緯
  • 総合内科で検査:簡易CT、血液検査、エコー
  • 消化器科でCT検査
  • EUS-FNA手術(膵臓の細胞採取手術)
  • PET検査(がん転移検査)
  • 告知
日付で経緯を見ていきます。

 

11月17日 受診・検査

大病院を受診。

総合内科で検査。

簡易CT、尿検査、血液検査、お腹のエコーをしてもらい、膵臓の肥大、胆嚢にも異常の可能性、血液的には膵臓癌の疑いありとの診断を受けます。

 

11月20日

痛み止めが効いてない時間は痛くて動けない状態になっていました。

8時間に1度の痛み止め(ロキソプロフェン)を心待ちにする状態。

食欲は胃腸の薬をもらった後は少し出てくるようになり、パンやアイス、シチューなども食べられるようになり、体重も1kgほど戻りました。

 

11月22日 検査結果でct造影に影が映る

大学病院で検査結果を聞く。

膵臓に5cmの大きい影が見え、肝臓にも小さい影が見えました。

現段階では膵臓癌か確定ができず、膵臓癌だとしても細胞を採取しないと治療ができないため、入院検査が決定。

それに加え、PET検査で他のガン転移も確認してもらうことに。

 

痛み止めはロキソプロフェンでは効かなくなってきたため、医療用モルヒネを処方してもらいました。

食事は少し取れるようになってきましたが、痛み止めを飲んでいても痛い時があるため家では横になる時間が増えていました。

診断時に転移がある場合は手術も行えないステージ4で、1年生存率は45%前後とされているそう。

家族はPET検査で肝臓の影が悪性腫瘍でないことを祈る状況。

 

11月24日

検査のため入院。

CTスキャンのみ実施。

病院食はほぼ食べられたよう。

野菜がメインの柔らかい食べ物はやはり食べやすいとのこと。

 

11月25日 EUS-FNA手術

検査のためのEUS-FNA手術を行いました。

簡単に言うと、胃カメラを飲んで、胃から膵臓に針をさして細胞を採取する手術です。

手術後4〜5時間で目を覚まし、気分は良好とのこと。

術後の血液検査でCRSの数値が上がっていました。

※CRS・・・内臓の炎症反応を図る指標。手術後は上がりやすい。がんが進行している場合も上がりやすい指標。

 

11月29日 PET検査

PET検査で肝臓や他の臓器にがんの転移がないかを検査しました。

こちらは日帰りで検査ができ、結果は1週間後に出るとのこと。

痛みが増してきたため、先日ロキソニンからモルヒネ2に変更したばかりのところを、モルヒネ5を処方してもらいました。

(モルヒネは数値が大きくなるほど効果が強く、最大20まで処方してもらえる)

 

膵臓癌の診断結果が出る

Cancer notification

検査を一通り終えて、12月に膵臓癌とお医者様から宣告を受けました。

幸い、肝臓の影はPET検査では転移ではないことがわかりました。

聞いた瞬間に妹が震える声で「良かった・・・」と呟きました。

 

しかし、検査の結果甲状腺(喉)にも腫瘍があることが発覚。

こちらは膵癌からの転移ではなく低悪性がんで進行は遅いため、膵臓癌を治療した後に局所手術でとることになりました。

 

肝臓への転移はないものの膵癌のサイズは5cmと大きく、血管を巻き込んでいるためすぐに手術はできないステージ3の状態。

抗がん剤でサイズを小さくし、血管の巻き込み部位の腫瘍が消えたら手術をする運びになりました。

 

最後に

12月の10日から第一クール(抗がん剤の投与はクールでカウント)が始まり、辛い治療がスタートしますが、家族で支えていく予定です。

抗がん剤1クール目開始、初日の副作用〜膵臓癌患者家族の闘病ブログ2〜

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