ボーダーライン膵臓癌(転移なし、小さくなれば手術可能)と診断された60代の父。
- 3ヶ月で20kg(67kg→47kg)の体重減少
- 急激な体重減少により抗がん剤投与継続できず(通算2回のみ)
初回:アブラキサン&ゲムシタビン
休薬(1週間)
2回目:ゲムシタビンのみ(減量)
休薬(2週間)
前回12月に抗がん剤を投与後、年末年始で2週間の休薬期間がありました。
次の抗がん剤投与は、年末年始の休薬期間中でも体重の減少が止まらなかったため、おやすみとなり再検査となってしまいました。
膵臓癌で痩せるペースが早すぎる
抗がん剤2回目を投与した段階で51kgだった体重は、年があけて47kgまで減少。
通っている病院で再検査を受け、抗がん剤はまた休薬となりました。
(前回のゲムシタビン投与から休薬3週間目)
検査もしてもらうとすい臓が肥大しすぎて胆のうを圧迫しているため、来週はその検査をすることとなりました。
正直、休薬の年末年始で体重を元に戻して体力をつけて年始の抗がん剤治療に臨めたら、と家族は思っていたのでとても残念な結果となってしまいました。
膵臓癌の体重減少はどのくらい?
ここで、膵臓癌の体重減少は一般的にどのくらいなのかが気になったので、調べてみました。
一般的にはがんの体重減少はがんの種類により異なり、その中でも膵臓癌の体重減少は他のガンよりも多い傾向があることが示されていました。
平均値は10〜15kgに集約されそうですが、人によってその体重減少の幅はかなり違うようです。
実際に私の父は10月から3ヶ月で20kg程度体重が減少してしまいました。
SNS上でも3ヶ月で10kgの減少の方が多かったので、平均よりはるかに早い減り方に戸惑いを隠せません。
近所で栄養点滴を開始:高濃度ビタミンC
食べられそうなものは探して頑張って食べていますが、体重は減る一方。
そのため、病院で栄養点滴を近所で受けられるように紹介してもらい、週に2回ほど受けに行くことになりました。
その中でも、ビタミンを投与する方が良いと言われているため、ビタミンCの有料点滴も投与してもらっています。
(保険適用外、1回1万5000円〜2万5000円程度)。
クリニックによりますが続けるなら1ヶ月20万円程度の出費となるかと思われます。
高価なもので出費もかなり痛いのですが、高濃度ビタミンC点滴は強い抗ガン効果を発揮すると言われているそうで、すがる思いで始めてみました。
ビタミンC50~100gを点滴投与→強力な抗酸化作用を発揮、大量の過酸化水素が発生
正常な細胞・・・過酸化水素を中和できる
ガン細胞・・・過酸化水素水を中和できない
結果、ガン細胞が死滅していく
ビタミンCの投与については効かなかったと言う例もあります。
父の場合も、ききによっては中断する場合もあります。

でも、やった後悔よりやらなかった後悔の方が確実に大きいので、まずは試してみます。
現在数回うったところで、効果は不明ですが良い結果が報告できることを願っています。

最後に
今後についてですが、父の場合は体重減少もおさまらず、事態は悪化の一方。
そのため、セカンドオピニオンを聞きに他の病院にコンタクトを取ることも検討しています。
でもまずは膵臓肥大の胆のうへの影響が気がかりなところ。
検査結果を受けて考えていきたいと思います。