昨年末にボーダーライン膵臓癌(転移なし、小さくなれば手術可能)と診断された60代の父。
1月の検診で、肝臓への転移が見つかり、緩和ケアをすすめられてしまいました。
膵臓癌ステージ4になる
膵臓癌のステージ4の基準である他臓器へのガン転移。
昨年はPET検査でもみられませんでしたが、1月の検診では肝臓へ転移したことがわかりました。
食欲もなく、膵臓癌が大きくなって胆のうを圧迫し、食欲不振も続いて体重も46kgまで減少。
抗がん剤は1クール目の2回(アブラキサン・ゲムシタビン)のみで体力が低下し、休薬していた矢先でした。
緩和ケアをすすめられる
薬を飲んでも痛いという状態が続いています。
担当の医師には、
「抗がん剤を続ける体力はもうないでしょう。
緩和ケアをお勧めします」
と言われました。
父も先生からの報告を受けて、生きる気力をなくしてしまったようです。
今まで弱音は吐いてこなかったですが、
「もうだめみたいや・・・。」
と電話口で診察結果の報告を受けました。
元気付けたいのは山々でしたが、内容が内容だけに一緒に落ち込んでしまいます。
緩和ケア=末期に提供されるケアと思っていたので、家族としては絶望しました。
治療ができなくなった人のための、最後の医療・ケアという印象です。
でも、調べてみると緩和ケア自体は末期以外でも行われる医療行為とのこと。
父の緩和ケアがどのように行われるのかはこれから先生と相談になりますが、
治療と痛みを和らげるケアの併用でどうにか体力を戻していきたいと都合よく願っています。
レベル4の膵臓癌でも延命治療をしたい
緩和ケアをすすめられ、その当日は本人も家族も落ち込みました。
でも、例えレベル4の膵臓癌でも、
「延命治療ができるなら悪あがきしたい。」
と思っています。
とりあえず、他に本当に治療法はないのか、セカンドオピニオンを申し込みました。
どうせなら膵臓癌の名医のいる病院で受けたい、と思い、予約しましたが人気で2ヶ月待ち。
もう少し早く申し込んでおけば良かったと後悔も少しあります。。
セカオピは気が済むまでうけられるので、その他医科大学も検討しています。
連絡してみた医科大では免疫療法の治験が受けられるそう。
しかし、免疫療法をするにもTSー1(抗がん剤)を同時に投入するため、それに見合う体力がないとできないようです。
体力がないと始まらないため、なんとか体力を戻せないものか模索中の日々です。
次回の検診で主治医に相談と資料をもらい、他の治療ができるのかどうかも確認する予定です。
丸山ワクチンについても調べていますが、効果の程がよくわからないため、主治医の先生に次回意見を伺う予定です。
余談ですが、1月末には妹の結婚式がありますが、それにはなんとか参列できそうで一安心しています。
夏には弟の第二子が生まれる予定です。
なんとかこれを心の支えに、頑張ってもらえるようにサポートしていきたいです。