がん闘病日誌

膵臓癌で食べてはいけない食べ物はある?食べたい野菜や原因とされる食べ物の関係

Pancreatic cancer Food to eat Food to avoid

すい臓がんと申告されたら、家族として気になるのは何を食べてもらえば良いのか?ということ。

こちらでは、様々な機関から発表されている膵臓癌(すい臓がん)で食べてはいけないと言われている食べ物についての情報をまとめています。

(主に国立がん研究センター・米国の学術記事や専門誌より)

 

膵臓癌で食べてはいけないもの

膵臓癌と言われたら?食べてはいけないものはあるの?
よく噛んでゆっくり少量ずつ食べれば、何を食べても大丈夫です!

実際に専門の医者にかかった時も食べてはいけないと言われることはありませんでした。

※糖尿病を合併している場合は血糖値には注意が必要

再発や進行を遅らせることができる食事はなく、 サプリメントなどの補助食品の意義も不明とされています。

しかし、ある程度避けるべき食べ物・積極的に食べたい食べ物は存在するようです。

 

避けるべき食べ物

避けるべき食べ物の例
  • 高脂肪食:脂身の肉、ラーメン、スナック菓子、 洋菓子、脂肪の多い魚、揚げ物 など
  • ヘム鉄:動物性食品(レバー・赤身肉)・豆類・海藻類
  • ビタミンDの大量摂取:魚類・きのこ類
  • 消化に良くない食品(※食物繊維が多量に含まれる):たけのこ、れんこん、こんにゃく 、梨、柿、パイナップル、ぶどう など
食物繊維って、身体に良さそうだけど?
食物繊維はできれば摂取しておきたい食べ物ですが、食物繊維が多い食品は消化に良くないので、食が細くなってしんどい時は無理に食べるのはやめた方が良いでしょう。無理がなければどんどん食べていきましょう。

高脂肪食は消化に時間がかかり胃に長くとどまるため、避けた方が良いようです。

すい臓がんと宣告されたら、消化の良い食品を選んで食べましょう。

特にラードや動物性の油は避けた方が無難です。

ラード・油(動物性):すい臓がんで使われるゲムシタビンという薬の影響を妨害する

ゲムシタビン→ガン治療の薬。がん細胞のDNAに入り込み、細胞分裂に必要なDNAの合成を阻害してがん細胞を死滅させ、がんの分裂や増殖を抑える

 

積極的に食べたい食べ物

積極的に食べたい食べ物の例
  • ささみ、白身魚、はんぺん、 無脂肪(低脂肪)牛乳 、体調をみながら卵、ヒレ肉など
  • 全粒穀物:パンや朝食用シリアル、パスタ、ビスケットのうち、精白していない穀物を使用したもの
  • アブラナ科の野菜:ブロッコリー、キャベツ、カリフラワー、ケール、白菜、ルッコラ、大根、わさび、クレソンなど
  • オメガ3脂肪酸が豊富な食品:サバやイワシなどの青魚、イクラやタラコなどの魚卵、くるみ、牡蠣、あん肝、エゴマ油、アマニ油など
  • クルクミン:ウコン、カレー、たくあんなど
  • ビタミンC:果物(りんご、みかん、グレープフルーツ 、はっさくなど)
  • オレイン酸:オリーブ油など
  • 食物繊維:じゃが芋、里芋、南瓜、なす、大根、ごぼう、ふき、セロリ、アスパラガス、青菜類、白菜、さつまいも、里いも、バナナ、うり類など
  • マグネシウム:ほうれん草、玄米ごはん、小麦胚芽、アーモンドなど
  • 緑茶

上記にあげた全粒穀物、アブラナ科の野菜、オメガ3脂肪酸が豊富な食品、クルクミン、ビタミンC、オレイン酸、食物繊維、マグネシウム、ごぼう抽出物を多く含む食事は、膵臓がんと闘い、症状を軽減し、そのサポートに役立つと言われています。

また、がん治療をしている時はそばやキャベツなどの食品を食べるのが推奨されています。

そば:ビタミンE、葉酸、オレイン酸が豊富。ゲムシタビン治療と一緒に摂取すると良いとされる

キャベツ:イソチオシアン酸ベンジル、イソチオシアン酸ベンジル、ビタミンCが豊富。ゲムシタビン治療と一緒に摂取すると良いとされる

ビタミンCはすい臓がん患者の炎症の軽減に寄与すると言われています(米リオーダンクリニック)

緑黄色野菜・果物を積極的に摂取するよう心がけましょう!

緑茶は体の解毒にも働き、肝臓の機能を活性化し、体からより速くがんの毒素を排除することができると言われています。

グレープフルーツやはっさくなどに多く含まれる「オーラプテン」は、活性酸素を除去したり解毒酵素を誘導して、膵臓がんなどの抑制効果を示すとされています。

 

膵臓癌にかかるリスクを下げると言われている食べ物

  • ビタミンC
  • オレイン酸
  • 全粒穀物
  • アブラナ科の植物
  • 食物繊維
  • マグネシウム

※それぞれの中身の食品例は上の項目参照

ビタミンC、食物繊維の摂取が膵がん罹患リスクを下げることも示されています。

食事でオレイン酸(オリーブオイルの主成分)を多く摂取すると、膵管腺癌/癌のリスクが低いことも発見されています。

他にも全粒穀物の大量摂取、アブラナ科の植物を大量に摂取すると膵臓がんのリスクが低下する可能性があることがわかっています。

マグネシウムの適切な摂取は、膵臓がんのリスクを減らすのに役立つとされています。

マグネシウムの食品源例には、ほうれん草、ナッツ、種子、全粒穀物、食物繊維、魚、乳製品、緑の葉野菜などがあります

 

膵臓癌の原因となりえる食べ物は?

膵臓癌の原因となりえると考えられている食べ物として、下記のものがあげられます。

すい臓がんの原因となる可能性のある食べ物
  • ヘム鉄(肉類・豆類)の過剰摂取
  • 山菜の過剰摂取
  • 漬物の過剰摂取
  • ビタミンD(魚類など)の過剰摂取
特に欧米の研究では、肉類の中でも燻製または加工肉(ハム・ソーセージ・ベーコンなど)の摂取がすい蔵がんのリスクを上昇させているという報告もあります。

ヘム鉄の含有量が多い肉類を摂取したい場合は、ささみやヒレ肉にするのもおすすめ。

バーベキューが大好きなんだけど、赤身の焼いた肉も危ない?
少量なら問題ありません。バーベキューなら肉だけでなく野菜やおにぎりなど、バランス良く食べてくださいね。

どの食品も少量なら身体に必要な栄養素なので、少量ずつバランスよく摂取することが大切です。

食事からビタミンD(魚類など)を大量に摂取すると、膵臓がんのリスクも増加することが発見されています。

でもでも。魚って、積極的に食べたい食べ物のところにもなかった?
お気づきの通り、バランスの取られた量であれば食べていただきたい食品です。あくまで大量摂取がガンの発生確率を上げるという研究結果が出ているだけなので、偏った食事でなければそこまで気にする必要はないでしょう。

 

豆腐などの「大豆食品」で膵臓がんリスクが上昇?

ここで大豆食品に関する気になる研究結果をご紹介。

日本人だしなんなら毎日豆腐とか油揚げ食べてるけど?

健康に良いんでしょ?

確かに大豆食品は一部のがんの発症リスクを下げる効果が報告されています。

しかし、残念ながら膵臓がんに関しては逆に発症リスクを高める可能性が報告されています。

以下の国立がん研究センターのHPでは、総大豆食品摂取量が多いと、膵がんを患うリスクが高いという関連がみられたと報告されています。

参照;国立がん研究センター

豆類はヘム鉄の含有量が多いこともあり、すい臓がんの罹患率に影響が出ている可能性があります。

しかし、非発酵性大豆食品で罹患リスクは高く出ていますが、発酵性大豆食品の摂取では見られていません。

膵癌が気になる場合は豆腐類、高野豆腐、油揚げ、豆乳は少量の摂取に抑える方が良いでしょう。

逆に発酵性の納豆やみその食品は積極的に食べていきましょう。

 

最後に

すい臓がんになっても、そこまでどの食材を食べたらダメという制限はありません。

一般的にすい臓がんになりやすいと言われている肉類や高脂肪の食品も全く取らないと他の病気にかかるリスクも増大します。

食事はバランス良く偏らないようにを意識してとっていきましょう。

 

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