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サミティベート病院の後期母親教室に行ってきました!
こちらでは、その様子や内容を簡単にご紹介。
実際に行ってみると、疑問や不安が解消できると思いますので、少しでも興味がある場合は予約して行かれるのがおすすめです⭐️
サミティベートの後期母親教室の内容
サミティベート病院の後期母親教室は、前期母親教室があった所と同じ場所、第二ビルの六階で開催されます。
※6階の中で会場自体は変わる場合あり
出産方法
施設見学
入院生活と費用
手続き説明
出産方法について
前期教室でも少し説明がありましたが、より深掘りした説明をしていただけます。
32週から予約可能とのことですが、31週の方もチラホラいた印象です。
(月1開催なので、多少早くても断られたりはしないよう)
出産方法について
日本とタイでの出産の違いを説明していただけて、経産婦でも大変興味深い内容となっておりました。
例えば…
日本では陣痛室と分娩室が分かれていて、生まれそうってなると移動とかありますが、サミティベでは分かれておらず移動不要。
私が第一子日本で自然分娩した時では、生まれそうになってから1分おきの陣痛に耐えながら移動する必要があって…!
そして、日本では無痛分娩で24時間対応可能な施設はまだまだ少ないけれど、サミティベでは麻酔科医も豊富にいて24時間対応!
私が第二子日本で無痛分娩した時には、計画無痛分娩でしたのですが、その日に陣痛促進剤打っても産まれず…。
一泊病院でして、麻酔科医がいる時間帯の翌日に出産になったりしました。
子宮口の様子を見て計画日を決めるとは言え、自然に分娩が始まったタイミングではないので、計画無痛分娩は母子ともに負担ある場合もあるのかもしれません。
また、第三子日本で無痛分娩したかった時には。
結局麻酔科医が常駐してなくて、前日に自然分娩で産むハメになってしまいました。。。
一方24時間対応だと、自然にお産が始まりそうなタイミングで麻酔もかけてもらえるのは、ありがたい。
サミティベートの麻酔科医さんは上手と評判らしいので、個人的には違いがあるのかなと楽しみであったりもします!
出産直後もサミティベでは全例新生児専門のお医者様が診察してくれるらしいので、タイムラグもなく、安心な印象。
無痛分娩は実施率も高く上手だそうで。
日本で経験したより痛くなかったという口コミもあるとのこと。
その他、お産について(産まれ方や分娩の細かい説明など)専門的な説明をしてくれました。
計画分娩では、サミティベでは数日かけて分娩することはなく、1日勝負というのは日本と違う点ですね。
私は第二子無痛分娩の時は二日かかりましたので、サミティベだったら切られてたかも…
と思うと、少しリスクはあるのかも?
とはいえ事前に医師から相談がありますので、胎児が大丈夫そうなら、まだ切りたく無いとか要望は積極的に言う必要がありそうです。
特に初めてのお産の方は時間かかるので計画分娩にはそういったリスクもあるようです。
でも、医学的に身体のために必要な場合しか帝王切開に切り替わらないそうで、実施の時も説明があるので心の準備はできそうな印象でした。
母親教室では、一連の分娩の説明が終わると、分娩室に案内していただけました。
※その時間帯にお産が重なっていれば見られない可能性もあり
写真の撮影も可能だそうなので、写真をとって家族で立ち会いのイメージを膨らませておくのも良いと思いました。
先生も同行してくれるので、施設をみながら逐一質問できるのもグッド◎
後期母親教室に参加する醍醐味でもあるかも。
入院生活と費用
◆ 分娩費用
- 自然分娩 72時間 99.990バーツ
- 自然分娩 120時間 170,000バーツ
- 帝王切開 96時間 129,990バーツ
- 帝王切開 144時間 215,000バーツ
◆無痛分娩追加費用
- 最初の4時間 15,000バーツ 以降2500/h
- 延泊24時間 11,000バーツ
- 延泊素泊まり24時間 6,600バーツ
※2025年時点
後期母親教室ではパッケージの内容などの詳しい説明もしていただけました。
パッケージ利用しないと3割方高くなるので、最初入院時点でパッケージに申し込む形になるそうです。どれが良いかは先に考えておいた方が良いかも。
病棟は家族(子供含む)も宿泊可能とのことで、第二子以降の場合も安心ですね。
ベッドも追加一台無料で、2台目から1日300バーツと言ってましたので、良心的。
※価格は執筆時点と変わっている場合があるので要確認
諸手続きについて
出生登録証(スティバット)の発行は、サミティベが代行して取得してくれます。
※赤ちゃんの初めての出国時に必要になる書類
出生証明書は、A4で日本語訳を書き込める用紙もいただけるそうなので、それで出生届申請が可能で便利。
書類の受け取りには両親のパスポートやワークパーミットのコピーが必要になるので事前に用意しておくと入院中慌てないかも。
出産育児一時金や出産手当申請書には病院の印鑑と署名が必要なので、事前に準備しておくとスムーズと説明がありました。
会社によって申請書類も異なり、病院にも、用意はないからとのこと。
その他は妊婦が気をつけるべきこと(産後うつ、ワクチン関連、授乳など)の一連の説明があり、
産前産後不安になることは網羅されていました。
質疑応答の時間も少しとってくれているので、気になることはリストにしていくと良いかも!
サミティベート病院後期母親教室の予約方法
サミティベートのLINEに登録して予約をします。
サミティベ後期母親教室HP
https://samitivej-jp.com/sukhumvit/news/delivery_koki.html
※Wi-Fiや通信が弱いとうまく予約ページにうつらないことがありました
さいごに
サミティベート病院で出産・産後までお世話になるつもりなら、後期母親教室は行っておくと安心!
時間は長丁場で疲れますが(3時間程度)、バンコクで出産する日本人の妊婦さんとお話しする機会にもなるので、孤独との戦いになりやすい海外での出産においては良い集まりだと感じます◎
余談ですが…
サミティベートの出産パッケージには、中国人用に30日利用のものもあるそう。
地域によって違うようですが、その子の話では、うちの地元(蘇州)では、産後1ヶ月母親だけ養生するために病院に残って、赤ちゃんは先に退院して祖母に家で見てもらってたよー、とのこと!
そのため、中国では「母乳育児は一般的ではない」地域や家庭も多いとのこと。
最近は都市部で「母子同室の坐月子センター(30日療養するとこ)+母乳推奨」も増えてきていて、少しずつ変化してきている感じらしい。
面白いですね!
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出産後、母親は体を休めるために1か月(地方によっては40日くらい)家や施設で静養する習慣あり
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昔は「外に出ない」「水に触らない」などの制約が厳しかった
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最近は「産後ケアセンター(母子同室型の病院やホテル)」を利用する人も増加