タイに赴任が決まったら、ビザの申請と並んで一番駐在員に重要なのは予防接種!
タイでの2度目の駐在経験を交えて、
本記事では、
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をお伝えしていきます。
タイ赴任前に受けたい推奨予防接種
タイ赴任の前には、タイで気を付けたい病気に対する予防接種をする必要があります。
基本的に、下記のワクチンを接種します。
- A型肝炎
- B型肝炎
- 狂犬病
- 破傷風
- 腸チフス(子供)
- 日本脳炎
参照:WHO国別予防接種制度制度(タイ) |
A型肝炎
生の食べ物や飲み物を通じて口から感染するウイルス性の肝炎。
食品衛生環境の悪い地域ではリスクが高まります。
バンコク市内のデパートやレストランでは衛生環境はかなり良くなっていますが、まだ注意が必要です。
B型肝炎
WHOはB型肝炎は全ての子供に接種するように勧告しています。
大人は受けていない場合があるので、受けていない人は受けてから渡航しましょう。
狂犬病
タイでの狂犬病ウイルスを持つ動物は多く存在します。
本当に怖い!
噛まれた後も予防接種をすれば発症は抑えられる確率がより高まりますので、ぜひ接種していきましょう。
その他、リスやネコも見かけますが、ローカルタイ人にも危ないから近寄るなと言われました。
毎年死者も出ているようです。
破傷風
日本・タイ共に定期接種の対象となっています。
3回打っていれば基礎免疫があるとされます。
10年以上接種がない場合は渡航前に接種を受けておきましょう。
腸チフス
保菌者の便と尿が感染源。
感染経路は食物と水を介しての経口ルートです。
39℃を超える高熱が1週間以上も続き、下痢などの症状を起こします。
参照:厚生労働省(腸チフス) |
日本脳炎
タイ北部では1年中広まっている感染症です。
日本人がよく行くところでは、チェンマイでも外国人が発症した例があります。
日本・タイ共に定期接種の対象ですが、大人の方でも定期接種を全て終えていない場合は接種してからの渡航が無難です。
子供が駐在前に受けた予防接種
実際に私の子供が駐在前に相談に行った予防接種についてお伝えしていきます。
大人は定期接種が終わっているので、推奨されているワクチンをうてばOKです。
大人も母子手帳で接種歴を確認するのが基本ですが、ない場合も打つものは同じ。
抗体の検査もできるので、母子手帳で確認ができなくても心配する必要はありません。
(今回の渡航で私が受けた予防接種:A型肝炎・B型肝炎・狂犬病・日本脳炎)
0歳(渡航時生後7ヶ月)
日本の予防接種のスケジュールで進行。
A型肝炎、腸チフスも受けた方が良いとのことでしたが、小さすぎて接種が不可能でした。
渡航後、日本語が通じる病院もありますので(サミティベート病院:通称サミティベ)、未接種分はそちらで追加接種していきます。
腕は先生によりますが、予防接種のワクチンは先生の腕とは関係ないのでここで十分OK。
タイの医療施設、大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、日本より進んでいる病院もあります。
外国から医療ツーリズムでわざわざタイにくる場合もありますので、そこまで身構える必要はありません。
2歳
日本の定期予防接種はほぼ終わっていましたが、日本脳炎のみ未済でした。
日本脳炎は生後6ヶ月から接種が可能ですが、標準的な日本の予防接種では3歳からとなっています。
日本脳炎の費用は全額補助されるため、自治体に連絡すれば生後6ヶ月以降用の接種券を出してくれます。
4歳
日本の定期予防接種はほぼ終わっていました。
破傷風が気になるため、4種混合を早めに打ちました。
子供の予防接種を進める参考手順
タイ赴任前の予防接種は渡航が決まったら早めに進めていきましょう。
- 母子手帳で必要ワクチンの接種歴を確認(渡航が決まったらすぐ)
- 接種していない予防接種の予約(渡航3ヶ月前までには)
- 予防接種終了(渡航1ヶ月前まで)
特に子供がいる場合は、渡航が決まったらすぐに予防接種の予約を行わないと間に合わない可能性があります。
我が家の2歳児の場合は、
- A型肝炎・日本脳炎:渡航5ヶ月前
- A型肝炎・日本脳炎(2回目):渡航4ヶ月前
- 腸チフス・麻疹風疹(2回目):渡航3ヶ月前
で接種を行いました。
打つものが多ければより時間がかかります。
大人でも接種歴によってはA型肝炎など期間を開けて打つものもありますので、
3ヶ月前には打ち始められるように準備するのが良いでしょう。
予防接種について、どのワクチンを接種したら良いかも相談したい場合は、お近くの海外渡航の外来がある病院またはクリニックに連絡をします。
(相談料がかかる場合があります)
タイに行きたい場合は、その旨を伝えて接種歴を確認してもらうと今後のスケジュールも決めてもらえます。
まずは予防接種をする予定の病院に連絡してみましょう。
子供の日本脳炎の接種券を早出ししてもらいたい場合は、別途市町村に連絡する必要がありますので、そのアドバイスも聞いておくとスムーズに予防接種が進みます。