海外の硬水で生活をしている場合、3種類の食器洗い洗剤を使うのが一般的です。
食器洗い用で使う物=洗剤+塩+リンス |
中でも塩、リンスは日本人には馴染みがありません。
我が家はタイで海外の食洗機を使用しているので、実際に使っている
食洗機で使う塩・リンスやオールインワンの洗剤や役割についてご紹介していきます。
食洗機は塩で洗う
タイに限らず、海外で硬水のお水で食洗機を使用する場合は、塩を入れて洗う必要があります。
硬水のお水を軟水に変える
タイの水道水は、カルシウムとマグネシウムの量が多い「硬水」。
塩を使ってカルシウムとマグネシウムを除去しないと、食器の汚れがどんどん落ちにくくなってきます。
塩を入れる容器の中には水が満たされ、飽和水溶液となってイオン交換で硬水のミネラルをとってくれる仕組み。
食洗機の食器などには塩は一切つきません。
塩を入れることで、食洗機に水垢がたまるのを防いで、食洗機の寿命も伸びると言われています。
塩を使わずに硬水の水のまま使い続けると、スプレーが出るところなどに水垢がたまっていきます。
でも、食品用の塩はNG!
食洗機専用(精製されたもの)を使わないと、故障の原因になることもあります。
※食洗機専用のものは粒が大きくできていますが、普通の塩を使うと粒が細かすぎて、フィルターにつまったりします。
タイの食洗機に塩を入れて洗う
我が家はラザダで購入した食洗機用の塩を使っています。▼▼
ソマット Somat
ドイツの大手食器洗剤会社の販売しているもの。
ちなみに1.2キロで250バーツ(1000円)程度で少々お高め。
この塩は、1度入れると補充せずにしばらくの間使えます。
タイで使われている食洗機は欧米の輸入品で、大体塩を入れる場所はどの海外の食洗機も下の部分についています。
うちのものは下の部分に塩を入れる蓋(SALTと書いています)が付いているので、ここを開けて投入します。
中には水が溜まっていますが、気にせずに付属の漏斗を使って流し込みます。
どの食洗機にも、塩を入れるようのろうとがついているはずです。
もし漏斗を紛失してたら、そのまま入れれば良いだけですが。
もし漏斗がなくて塩が底に散らばったりしたら、サビの原因になるので塩を入れる際は食洗機を使う直前にするのがおすすめ。
おちてもすぐ洗い流されます。
リンス
塩の他、リンスも販売されています。
リンスを使用した方が水垢の防止になり綺麗になります。
我が家が使ってるのはタイだと1本1000円程度で変えるリンス。
実際使ってみて。
洗い上がりはやっぱりきれいになります。
グラスなどに水滴が残って跡になったりしにくい感じです。
でもちょっとお高めかなぁと言った感じ。
ちなみに日本でも購入可能で、使用されている人もいます▼
リンスの入れ方
リンスは、大体どの食洗機も、食洗機用の洗剤を入れる横にあります。
▲我が家の場合は洗剤が右側、リンスが左側(太陽のマーク?あるところ)。
フタを回すと入れられるので、流し込みます。
洗剤+塩+リンスのオールインワンもあり
硬水がメインの海外では、洗剤+塩+リンスを全て入れるのが一般的です。
めんどくさい。。。という場合は、オールインワンも売っていますので、こちらを使えばOK。
その名の通り、洗剤と塩とリンスが全て入っているので、楽ちん♪でもちょっとお高いです。
フィニッシュのオールインワンのタブレットは、タイのラザダでは110粒入り1000バーツ 程度で売っていました。
日本の食洗機でもかなりピカピカになるようで、使用している方も多いです。
日本から買って帰りたい場合は、コストコだとタイで買う半額くらいで買えたはず。
今の価格はAmazonでチェックしてみてください。
ちなみに、食洗機用の洗剤は輸入品でめちゃくちゃ高いですが、普通の洗剤を入れるのはNGです。
泡だらけになって故障することがあるので。
▼参考(パナソニック提供)